本マグロとミナミマグロの違い

漁獲量について

日本で親しまれているマグロの種類は、別記事「天然マグロについて」でお話した通りですが、当店で販売している天然本マグロと天然ミナミマグロの漁獲量はどの位なのでしょうか?

水産庁の資料によると、世界のマグロ漁獲量(2017年)は224万トンで、うち、本マグロ(クロマグロ)は4.5%、ミナミマグロは1.3%です。
そして、日本への供給量(2018年)となると、36.5万トンで、うち、本マグロ(クロマグロ)は5.1トン、ミナミマグロは1.7トンでその殆どが畜養です。
この数字から、天然本マグロ・天然ミナミマグロとも供給量が少ないマグロで、特に天然ミナミマグロは流通が極めて少ないマグロだという事がお解かりになると思います。

当店では、その貴重な天然本マグロ・ミナミマグロをご販売しております。

参考:水産庁 令和2年「かつお・まぐろ類に関する国際情勢について

どのようなマグロ?

本マグロとミナミマグロはどのようなマグロなのでしょうか?

本マグロは、全長最大約3メートル・重さが約400キロ以上にもなる大型種です。背中が黒いので(目が黒いので)、クロマグロと呼ばれています。地中海を含む大西洋、太平洋の北半球で獲れるマグロです。
ミナミマグロは本マグロより一回り小さく、全長最大約2.5メートル・重さが300キロ以上になる事もあるマグロです。インド洋で多く漁獲される事から、インドマグロとも呼ばれています。

天然本マグロ・天然ミナミマグロとも一般的なスーパーで見かける事は殆どなく、回らない寿司屋に卸される事が多いマグロです。

味の違いは?

高級マグロの位置付けとしては、一番は本マグロ、ミナミマグロは二番手というところです。
では、味のランクもその順なのでしょうか?

正直、味は互角でお好みによるのではないかと思います。
ミナミマグロは漁獲量の少なさから知る人(食する人)が少なく、マイナーである事から二番手に甘んじているところもあるのでは、と感じています。
本マグロは酸味と旨みが特徴、ミナミマグロはくせのない甘みが特徴と言えます。

本マグロ・ミナミマグロとも畜養(養殖)が盛んですが、是非天然ものをお召し上がりください
近年はブランド畜養(養殖)マグロも数多く、質の良いものもありますが、身が締まって味が濃いのはやはり天然ものです。

当店では、赤身・中トロは天然本マグロ、大トロは天然ミナミマグロをお取り扱いしています。いずれも店主が味を確かめ、お勧めする天然マグロです。

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